参議院で審議入りした有事関連法案の反対を宗教者や労働、女性団体の有志が呼びかける恒例の「ピースウオーク・イン滋賀」が、25日午後2時から大津市島の関のなぎさ公園おまつり広場で開かれる。
「守れ憲法、許すな有事法制」をテーマに、リレー形式で参加者が演説し、同市打出浜の大津パルコ前まで約1キロを行進する。
滋賀県庁で19日記者会見した呼びかけ人の川端諭・日本キリスト教団堅田教会牧師(71)=同市本堅田3丁目=は「民主党の修正案も含め、有事法制は人権の発想が欠けている。戦争行為に女性や子どもが巻き込まれる危険性があり、廃案を求めていく」と発表した。
ピースウオークは2月から4月まで計6回、イラク戦争に反対して行われた。今国会での有事関連法案の成立が濃厚となり、同問題でも市民に反対を呼びかけることにした。