日本宣教のために祈る目的で8〜10日に開催される『断食祈祷聖会2007』の実行委員会が5日、東京都新宿区の東京中央教会で行われ、委員長の三森春生師(イムマヌエル王子キリスト教会牧師)が「新しい時代の必要に答える大切な集まり。ぜひ、参加してほしい」と諸教会に呼びかけた。
三森師は、福音主義諸教会・諸派の幅広い協力による大衆伝道が1994年のビリー・グラハム大会以降ほとんど行われなかったと指摘して信徒・教職者の高齢化、献身者数の減少、日曜学校の縮小に危機感を表したうえで、「献身者よ起きよ、伝道者よ起きよ、眠っている滅びの民たちに福音を」と日本のクリスチャンに目を覚ますよう訴えた。
三森師は同聖会の告知ポスターに寄せた文の中で「目の前で心の飢え渇きに苦しみ、救いを求めている無数の人々に福音を真正面から提示する」ことの大切さを語っている。
『断食祈祷聖会2007』のテーマは旧約聖書ヨエル書2章28節からとった「青年に幻を団塊世代に夢を―この国に伝道者を起こして下さい―」。主催は全日本宣教祈祷運動運営委員会、後援に日本福音同盟(JEA)、協賛に北東京牧師会、首都中央祈祷会、超教派賛美合同祈祷会、相模原教会協力会、西武沿線合同祈祷会、祈りのアンサンブル、VIPオアシス祈祷会、伝道団体連絡協議会加盟諸団体、協力団体に東京中央教会、朝祷会有志、誠志会病院が名を連ねている。