大阪・難波駅近くの路上で9月7日、カトリック教会や、教団教派を超えたプロテスタント教会の牧師や信徒らが協力して、伝道を目的とした聖歌隊式の路上ライブを展開した。
呼びかけ人は、東京・新宿福興教会の菅野直基牧師。2週間の大阪への宣教旅行に合わせて、自身がインターネットを通じて関わった人々に呼びかけたところ、なんと、教団教派のレベルでは普段どこも交流の少ない、カトリック教会、日本基督教団所属の教会、福音派、聖霊派と呼ばれる教会の牧師や信徒ら、さらには未信者も含む、合わせて15人が集まった。インターネットが教団教派の壁を破り、「イエス・キリストの福音を伝え、一人の魂を救いたい」というキリストの愛が彼らの思いを一つにしていた。
難波駅前での路上ライブを終え、道頓堀のえびす橋に場所を移すと、今度はたまたま通りかかった韓国・メソジスト系教会の牧師や宣教師ら約45人が飛び入りで参加。最後には、総勢60人の聖歌隊が迫力の路上ライブを展開し、道行く人々に福音の知らせを伝えた。