「J2010−10プロジェクト」(「2010年までに日本の福音化10%」)をビジョンに掲げ、日本宣教を志す宣教師の育成・派遣を行う韓国の日本福音宣教会(ベ・ジョンユン代表、以下JEM)は、京都府立南山城少年自然の家で「第3回宣教師大会」を10月2日から5日まで開催する。
JEMは91年、日本宣教を志す韓国の献身者が創設。現在、韓国世界宣教協議会(KWMA)や在日韓国基督教宣教協議会(KMF)など韓国の主要組織に加盟し、日本では日本福音同盟(峯野龍弘理事長=JEA)などと日韓の教会協力について協議を重ねている。
日本の総人口に対するクリスチャン人口の比率(現在、1%未満)を、2010年までに10%にまで成長させようという「J2010−10プロジェクト」をビジョンに掲げ、毎年夏と冬の2度、日本宣教のビジョンを持った牧師や伝道師、一般信徒のための短期宣教旅行を日本各地で行っている。
「神の御言葉と栄光の中で新しい希望と恵みを加えられて、宣教奉仕者としての新しい器をなす」が今回のテーマ。日中は参加者たちが討議と対話を通して実践的な宣教の方向性を学び、夕方は礼拝の時間を持つ。関東や関西など日本全国のJEM所属の日本宣教師らおよそ40人が参加する予定だ。