DCEM(総裁:チョ・ヨンギ・ヨイド純福音教会堂会長=David Cho Evangelistic Mission)は19日、東京・新宿区の日本青年館大ホールで「DCEM教会成長セミナー」を開催した。セミナーは2部構成となっており、第1部では大和カルバリーチャペルの大川従道牧師が講演。教会が成長するために必要ないくつかの要素を分かりやすく紹介した。
大川師はまず、日本の教会が成長するために最も必要なものは「祈り」であることを強調した。
そして「自分の敵を愛しなさい」(ルカ6:35)「あわれみ深くしなさい」(同6:36)「人を罪に定めてはいけません」「赦しなさい」(同6:37)「与えなさい」(同6:38)との御言葉を実践する「聖霊が好む教会」が成長することを説いた。
その中で特に、教派を超えた教会の一致について同氏は、「私たちは日本の宣教のために、(日本のクリスチャン人口)1%を破るために、一千万救霊、そのことのために、一致して戦いたい」「(みな、その)本質は同じ」と語り、教団教派間のいがみ合いが教会の成長を妨げていることを強調した。
最後に大川師は、「日本の伝道は難しいが、大きな夢と幻をもって進んでいきたい」「夢を持っている人物を主は助けてくださる」と信仰にあふれたメッセージを伝えた。
会場いっぱいに集まった参加者らは、大川師の語る聖書のメッセージに終始「アーメン」の大きな声で応え、最後は一同が心を一つにして、神に聖霊の満たしを求めた。