有名アーティトのコンサートなども行われ、人々でにぎわう埼玉県の川口総合文化センター・LILIA。この施設の一室で5年間、月に一度は欠かさず集まり、リバイバルのために祈りをささげる牧師たちの小さな集まりがある。全日本大リバイバル合同祈祷会は、織田宏彦牧師(フルゴスペル四街道教会)が中心となって行う、リバイバルを心から願う超教派の集まりだ。
毎回新聞などに広告を出して、広く参加者を募集しているが、実際に来る人は少ない。「祈りの大切さは知っているが、なかなか実践していないのが祈り」と語る織田師。同師は、「リバイバルは祈りに直結する」「祈りなしにはリバイバルはない」と祈りの必要を訴えた。
同団体は5年間、5人ほどの小さな集まりではあるが、月に一回の祈祷会を欠かさず続けてきた。広告を掲載して活動を示すことで、「リバイバルを備えて、祈りの大切さをアピールしたい」という。
毎年年に一度、祈りに焦点をあてた2日間の集会「祈祷聖会」を川口リリアで開催する。織田師は「日本のリバイバルには必ず日本人の主の器が必要」だと話す。聖会には、大川従道牧師(大和カルバリーチャペル)、村上好伸牧師(大阪カリスチャペル)など、主に大きく用いられている器を招く。聖会は今年で4回目。去年は300名ほどが集まった。
「小さくても祈り続けることが大切」リバイバルを信じ、少数ながらも絶えず祈りに励む忍耐は並大抵ではない。リバイバルを前に、クリスチャンの信仰の真価が問われる。