東京・新宿区にある淀橋教会(峯野龍弘牧師)が毎年この時期に開催する夏の大伝道集会「サマー・イブニング・クルセード」4日目の集会が2日、同教会内「アガペーの泉」特設野外会場で開催された。この夜、集会中に聖書のメッセージを聞いて、新たに3人が新しく主イエスを信じた。
野外の特設会場に用意された説教台に立った峯野師は、人々でにぎわう教会前の大通りからも聞こえる大きな声で、聖書の愛のメッセージを語った。
今夕の聖書箇所は、ルカによる福音書5章17〜26節。「主イエスの救いと抜本的癒し」と題して説教した。
現代は医学が非常に発達し、病院で様々な病を治すことができる。しかし、これだけ多くの病が人々を苦しめ、社会を悩ませkた時代があっただろうか。毎年3万人以上が自ら命を落とす時代。世俗社会の教える価値観に心傷つき、抑圧されている青少年がどれだけ多いことか。金や医者では解決しない心の病が今日本を覆っている。
本文でイエスは、病人を癒された。ここでイエスは病人に「人よ、あなたの罪は赦された」と語っている。
峯野師は、ここで主イエスが、人間の中でもっとも深く、中心にある霊に焦点を当てていることを強調。様々な問題を引き起こす、もっとも深い原因が、医学や物質的なものでは決して解決することができない、霊にあることを説き、「(霊の問題を解決する)神が私たちの人生の中にいていただくことが必要」だと語った。
また人間の罪の深さについて、「この世では正しいといわれても、神の前に本当に正しいと言えるのか」と語り、会衆に罪の悔い改めを迫った。そして、「しかし、感謝しようではありませんか」「人間を全人的に癒すことができるのは愛に満ち、全能の力をもつ、神だけなのです」と力強く語った。
主イエスは、およそ2000年の時間や空間を越え、我々一人ひとりに今も語りかけている。「過去に犯した罪を赦して余りある、未来を保障して余りある」救い主イエス・キリストのあわれみの愛が、全会衆の心に触れた。
「心の目をもってご覧ください」と語り峯野師は、「恐れてはなりません」「あなたを全人的に、抜本的に、人生の再創造をされる神に、『主よ、私を癒してください』とその愛の中に飛び込みましょう」と呼びかけ、会衆に信仰の決心を迫った。
この夜、9人がその呼びかけに応答し、うち3人が、新しくイエスを救い主として受け入れた。