12日から3日間にわたって開催された「首都圏キリスト教大会」は14日に最終日を迎え、午後3時半から行われた最後の一般大会での決心者を含め、新しく信仰を持つ決心をした人、信仰をもう一度新しくする決心をした人、または主に仕え献身する決心をした人などをあわせると、3日間全体で延べ約150人に上った。
最終日に行われた一般大会では、クリストファー・サン牧師が講演し、会場の東京青山学院講堂に集まった585人の会衆を前に、「神に会う備え」(マラキ書4:1−6)と題して福音のメッセージを語った。
サン師は、今大会で連日講演の務めを果たした。同師は、大会前には断食祈祷、大会期間中も祈りに専念しながらこの大会に臨んでいた。
本文のマラキ書は、旧約聖書の最後の預言書である。サン師はこの書に、裁きの日が必ず訪れること、しかし、イエスを信じるものは、神の栄光を手にすること、また裁きの前には、神がそれから逃れる道を備えられることが書かれていることを説いた。
サン師は、神がモーセに与えた十戒の一つひとつを見ながら、まずは人間の中にある、神によって当然裁かれるべき罪の姿について詳しく見た。そして、そのすべての罪のために、主イエスが我々の身代わりとなって十字架にかかって死なれたという主の大きな愛、さらに、聖書の約束通り、復活の主が再びこの地に来られることへの溢れる希望を伝えた。
この日も、サン師の招きに多くの会衆が応じ、席を立ち、講壇の前に集まってともに決心の祈りをささげた。3日間で開催された5大会全体の決心者数はおよそ150人を数えた。信仰を新しく持つため、信仰をまた新たにするため、また主への献身のために各自がそれぞれ決心し、講師に合わせて祈りをささげた。