「みなキリストにあって一つ」(ガラテヤ3:28)をテーマに全国各地で開催されている日本ケズィック・コンベンション(峯野龍弘中央委員長)の東京大会が25日、東京・新宿区のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で開催された。午後1時からは大会プログラム最初の全体集会「ユース・コンベンション」が行われ、「すっとワーシップチーム」が賛美奉仕、英国福音同盟理事のロバート・エイメス博士が説教した。
エイメス師は、ヨハネの福音書21章15〜19節を本文に説教した。そこには、のろいをかけてまでイエスを裏切った弟子ペテロを、主イエスがご自身の働きのためにもう一度召される場面が記録されている。
聖書に登場する偉大な預言者たちが神からの召しを受けたとき、彼らがその使命にふさわしい能力を必ずしも持っていなかったことを紹介しながら、「人はうわべを見るが、主は心を見る(サムエル記?16:7)」「神は、何よりもその御心に従う『意志』を持つ人を導かれる」と、若者たちを励ました。
エイメス師は、「自分のようなものは神に用いられないと思っても、キリストの十字架の血潮は、私たちを全くきよいものとする力を持っている」「神は私たちをもご自身の働きのために召される」と若者に希望を与え、「神の御心を第一に思い、神との平和と信仰の喜びの中にとどまるように」と、若者に向かった神の願いを伝えた。