今回の来日は、PFIJの代表と面会して日本での働きから学ぶためだとティミス会長は語った。PFIJは成長が早く、世界のリーダーとして引っ張っていくだけの実力を有していると語った。日本人は米国人と似ており、皆フレンドリーで、新しいことに積極的に取り組もうとする姿勢があり、互いの優れた点を認めあっているという。現在一〇六か国にPFIがあるが、世界中の組織の中でも日本は重要な国の一つだと語った。PFIJは二〇〇三年八月に活動を開始したばかりだが、今後の発展が楽しみで、期待しているという。
今後PFIは使徒パウロの布教活動に基づいて、キリストを通しての神の教えを取り次ぎ、斬新な活動をしていきたいという。パウロは国々を渡り歩き、キリストの福音を伝え、世界宣教に影響を与えた。パウロの働きによって教会が世界中に広まったように、PFIも世界中で活動し、広めていきたいと語った。
「各国で文化などの違いはあるが、人は違わない。人間は皆同じく平和を欲している。そしてキリストを信じることから得られる平和が一番大きい。」とティミス会長は語った。同会長はこれまで一〇〇か国以上を巡回し、文化の違う人と話をしてきたが、人種や貧富などには関係なく、すべての人が必要としているのは、キリストによる平和であり、キリストのみによって癒される孤独があると語った。
「我々に必要なのは、心を尽くし、思いを尽くし、創造主である神を愛するということだ」とティミス会長は語った。自分が愛されているように他の人を愛すること、世間的に一番低い人を愛することが神を愛すること。クリスチャンの大部分はこのことを理解しているが、それを実践しようとはしないという。神の言葉のとおりに行おうとしないために、世界中にキリスト教徒が少ないのだという。
受刑者が服役後に世間に受け入れられなく、出所してもホームレスになってしまうことが多いという。クリスチャンは彼らに対してかわいそうと思うが、彼らのために何かをしようとはしないという。もしキリストのようにありたければ、受刑者や彼らの子供、被害者、受刑者だった人たちを助け、サポートしていくことが必要だと語った。これからも世界中で説明して賛同者を募り、受刑者達にボランティアとしてサポートできるようにしているとのこと。
PFIジャパンの詳細については公式ホームページ(http://www.pfijapan.jp/index.php)または事務局([email protected])まで。
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