今後PFIは使徒パウロの布教活動に基づいて、キリストを通しての神の教えを取り次ぎ、斬新な活動をしていきたいという。パウロは国々を渡り歩き、キリストの福音を伝え、世界宣教に影響を与えた。パウロの働きによって教会が世界中に広まったように、PFIも世界中で活動し、広めていきたいと語った。
「各国で文化などの違いはあるが、人は違わない。人間は皆同じく平和を欲している。そしてキリストを信じることから得られる平和が一番大きい。」とティミス会長は語った。同会長はこれまで一〇〇か国以上を巡回し、文化の違う人と話をしてきたが、人種や貧富などには関係なく、すべての人が必要としているのは、キリストによる平和であり、キリストのみによって癒される孤独があると語った。
「我々に必要なのは、心を尽くし、思いを尽くし、創造主である神を愛するということだ」とティミス会長は語った。自分が愛されているように他の人を愛すること、世間的に一番低い人を愛することが神を愛すること。クリスチャンの大部分はこのことを理解しているが、それを実践しようとはしないという。神の言葉のとおりに行おうとしないために、世界中にキリスト教徒が少ないのだという。
受刑者が服役後に世間に受け入れられなく、出所してもホームレスになってしまうことが多いという。クリスチャンは彼らに対してかわいそうと思うが、彼らのために何かをしようとはしないという。もしキリストのようにありたければ、受刑者や彼らの子供、被害者、受刑者だった人たちを助け、サポートしていくことが必要だと語った。これからも世界中で説明して賛同者を募り、受刑者達にボランティアとしてサポートできるようにしているとのこと。
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