バングラデシュでキリスト教徒を殺害したイスラム教原理主義者2人に死刑が言い渡されたと海外メディアが伝えた。
バングラデシュ裁判所は2006年11月、2004年にジャマルプールで帰宅途中のゴメスさん(神学博士)を殺害した疑いで逮捕された4人のうち主犯格の2人に死刑を言い渡した。
また、逮捕された4人のうち2人は政府指定のイスラム主義過激派組織「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」の幹部級だったことが分かっている。
報道によると、犯人側は「ゴメス博士がイスラム教徒にキリスト教を教え続けていたので、指導者の指示に従って殺害した」と自供しており、反省の様子がないという。
2人の死刑囚が9日(現地時間)までに控訴しなければ死刑が確定する。