統一協会がソウル市内ヨイド地区に 72階位の超高層ビルを建設していることが明らかになり、統一協会の新しい布教戦略に対してキリスト教界から憂慮の声が上がっている。
26日の韓国クリスチャントゥデイによると統一協会のヨイド地区ツインタワー建設計画は当初より知られていたが、建築許可が下りることはなかった。しかし今回統一協会はスカイランという多国籍企業を通じて建築許可を受け来年着工することになった。
多国籍不動産開発業社であるスカイランは統一校の所有するヨイド地区の現統一協会用の駐車場地を長期賃貸形式で借用。2010年までに超高層ツインタワーのオフィスビルとホテル、ショッピングモールなどを建設する計画。スカイランはこの敷地を 99年間賃貸使用した後、統一協会の財団である世界基督教統一神霊協会有志財団に譲渡する予定。スカイランの会長は統一協会のメンバー。
キリスト教界関係者らは企業と国家のイメージを象徴しうる超高層ビルが統一協会の名義で建設され、新しい布教手段になることに大きく憂慮している。
日本では全国統一協会被害者家族の会主催で9月22日に統一原理問題東京地区連絡会の相談会が開催される。
反社会的な違法手段で資金の調達を行う組織として日本で大きな非難を浴びている統一協会により福音の伝播が妨げられてはならない。