救世軍は6日月曜日から始まる今年度のフェアトレード週間を積極的に支援している。救世軍はこの運動をすることで、「状況改善のための新たな傾向を生み出すことができる」と述べた。
英国における二週間にわたるフェアトレード促進運動では、生産者に彼らの生産物に対して相当の価格を支払う保証を促すことで、生産者側が消費をカバーできるようにし、生産者側の生活を改善することを目的としている。
この二週間にわたるフェアトレード運動において生産者が明るい投資活動を行えるように、彼らの不満を訴える十分な機会が提供できることが期待されている。
救世軍はフェアトレードが消費者にとってもポジティブで実行可能な方法で行われ、一般市民に生産者側の暮らしが、我々欧米諸国消費者の暮らしとどんなに異なるかを明らかにすることができるように促進しているという。
このフェアトレード運動をサポートするために学校、職場、教会、コミュニティーセンターなどにフェアトレード基金による広範囲にわたる資料パンフレットが配られたという。
この運動では人々にただ単にスーパーマーケットでフェアトレードのマークの示された商品を買うだけで、フェアトレードを促進することができるということを周知させようとしている。
一フェアトレード組織として、救世軍はこの運動に2004年から加わり、存在性を示してきた。そして英国中の多くの救世軍センターや教会ではフェアトレードで購入した物資を販売するなどして積極的に実行に移してきたという。
救世軍は彼らのポリシーの一つとして、可能であれば、フェアトレードで取引された商品を優先的に購入するようにしていると明かしした。
この運動とフェアトレードの原則によって発展途上国の生産者側の持続可能な生産、安定した収入、健康状態改善、教育改善に大きく貢献することが期待されているという。