**8月8日**
⇒第二回エフェソ公会議の日<449年8月8日>
ローマ大教皇・聖レオI世統治の世、ネストリウスを異端としたエフェソ公会議から17年後のこの日、エフェソで再度公会議が開かれ、キリスト単性論に関する討議が行われる。盗賊教会会議(強奪会議)と呼ばれることもある。
コンスタンティノープルの総大司教フラヴィアノは、イエスの神性と人性の共存を教えて、当時イエスに人性はないとした人々と衝突した。当時の教皇レオ1世は、フラヴィアノを支持して有名な「レオ教書」を彼に送った。この教書の中で教皇はキリストの神性と人性について説明したが、449年のエフェソ公会議においてこの教書が読まれることを皇帝の兵士たちが反対し、フラヴィアノは牢獄に入れられて責苦を受け死去した。