[ロス 22日 CP]パサディナ・ローズボール・スタジアムで18日から行われたビリー・グラハム・クルセードが21日、全日程を終了し閉幕した。再起を果たした伝道者ビリー・グラハムのクルセードで西海岸で最後とされる本大会は、4日間で延べ31万2500人を動員した。
グラハム氏はこの日の主日礼拝で「皆さんの中で多くの人はクリスチャンの家系をもち、クリスチャン家庭で生まれ育ったでしょう。しかし、皆さんは依然として世の罪に悩まされています。本当に救いの喜びを感じていますか」と会衆に問い掛けると、「神は、皆さんにも私にも、私たちの罪を許してくださると言われました。神は言われます、『私はあなたを愛し、許し、慰める』と。」と語った。
グラハム氏がメッセージを終えると、多くの会衆が客席からフィールドに降り、神に献身を告白した。カウンセラーたちは会衆一人ひとりに歩み寄り、献身者カードの記入を助けた。このカードは大会後、献身者の近隣教会に配送される。
クルセード広報担当のラリー・ロスはAP通信に対し「クルセードの成功は、周辺教会が家族や知人を誘ってくださることにかかっています。今回はまさにその例と言えるでしょう」とコメントした。
The Billy Graham Evangelistic Association (BGEA) によると、開催の数ヶ月前から1400以上の教会が協力して準備に取り組んだ。
1949年のグラハム・クルセード以降、ビリー・グラハム氏は185カ国で416のクルセードを行い、2億1000万人に福音を宣(の)べ伝えたとされている。同氏による最後のクルセードは2005年6月にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催される予定。(ChristianPost.com)