聖書キリスト教会東京教会(東京・練馬区)は、同教会創設者で現主任牧師の尾山令仁師(79)に代わり、同師の次男、尾山清仁師(47)を次期主任牧師として14日付で正式に任命することがわかった。日本におけるパーパス・ドリブン(以下、PD)運動の専属コーディネーターを務める同師は、就任後、同教会の歴史や伝統を土台とした抜本的な教会改革を進める構えだ。
尾山清仁師は米サドルバック教会でリック・ウォレン師に学び、同師の著書の邦訳を手がけるなど、日本でPD運動を推進する中心メンバーの一人である。同教会を「より多くの新しい命を生み出す」健康な教会に移行させるために、ウォレン師の著書「The Purpose Driven Life(邦訳:「人生を導く5つの目的」)」を用いた40日のプログラムを実施するなど、教会の抜本的改革に向けた具体的な取り組みをすでに始めている。
尾山令仁師は新主任牧師就任後も同教会で牧会を続けるが、今後は教会での任務を徐々に減らし、同師が校長を務める東京神学校(東京・練馬区)などの活動に専念するという。
14日には任職式と祝賀会を同教会で行う。