キャンパス・クルセード・フォー・クライスト(本部埼玉・所沢市)学生部門(佐藤義孝代表)が'05年度、スタッフと学生リーダー総動員による個人伝道型の伝道を全国で実施する方針であることが分かった。複数の関係者が明かした。スタッフ個人の賜物(才能)を生かし、未信者との一対一の交流の中でイエス・キリストの福音を証しし聖書のメッセージを紹介する。
全国のCCCスタッフ20人と学生リーダー30人は各自、趣味や特技、スポーツ活動などを行い、自分がクリスチャンであることを紹介しながら「クリスチャンとは」「キリストとは」「救いとは」といった福音のメッセージを伝える。実際にふれあい交わることを通して、未信者は、救われた人から漂うキリストの香りに気づくようになる。宣教師たちは英会話や韓国語の教室を計画、学生たちも「サッカーの試合を企画した」「趣味の将棋を生かしてサークルを作りたい」など自発的に伝道計画を立てているという。ミーティングで活動を報告し、新しい企画や問題点について話し合う機会も持つ。
同部門は今年度まで、伝道活動といえば「パンフレットの大量配布」を連想していた。学校周辺や駅などで伝道教材「四つの法則」などを配布していたが、顔を合わせて証しする機会に乏しく、成果は上がらなかった。