ロシアの首都モスクワにある救世主キリスト教会でこのほど、ロシア正教会のトップ、キリル総主教の着座2周年を記念する礼拝が始まった。礼拝には100人以上の主教らと、1000人以上の一般信徒らが教会を訪れる。The Voice of Russiaが伝えた。
キリル総主教は1989年からロシア正教会渉外局長を務め、91年にはスモレンスクとカリーニングラードの府主教に着座。2009年2月1日にモスクワ総主教に着座して現在に至る。
The Voice of Russiaによると、モスクワ教区副主教のイラリオン・アルフェエフ府主教はキリル総主教について、「単に教会の指導者というだけではない。教会と世俗を橋渡しすることができるカリスマ的存在だ」と述べている。