【CJC=東京】バラク・オバマ米大統領がノースカロライナ州へ旅行した際、著名な大衆伝道者ビリー・グラハム牧師(91)の自宅を4月25日訪問、同氏と35分間会見した。グラハム氏は聖書を2冊、大統領自身とミシェル夫人に贈呈した。会見には、子息で伝道に従事しているフランクリン・グラハム氏も同席した。
グラハム氏は会見後、大統領の訪問を歓迎、「全てのキリスト者に、私たちの大統領のため祈るよう」呼びかける声明を発表した。ホワイトハウスは、訪問を会見と「私的な祈り」ためのものであり、大統領は「グラハム氏と会見する時間を持ったことを特に喜んでいる」と明らかにしている。
グラハム氏は、1950年に当時のハリー・S・トルーマン大統領と会見したのを初め、60年以上にわたって歴代の12大統領と会見したことになる。