フィリピン中部のネグロス島で2月28日、就寝中に自宅が火事となった6歳の少女が、炎の中から生後4カ月の弟を救い出した。少女は「夢でイエス・キリストが『起きて弟を助けなさい』と言った」と話しているという。現地紙・フィリピン・デイリー・インクワイアラーが6日、報じた。
少女の名前はバージニア・ロジョちゃん。弟・ジョレンちゃんと自宅で寝ていたところ火災が発生。夢によって目を覚ましたバージニアちゃんは、自分の体を盾にしながらジョレンちゃんを抱きかかえて脱出した。バージニアちゃんは顔と手に重いやけどを負ったが、ジョレンちゃんは無傷だった。
火災発生時、母親は9歳の姉を連れて仕事に出ていたという。