特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン(=WVJ、東京都新宿区)は11月6日、国際シンポジウム「5歳を超えて豊かないのちを」を国立オリンピック記念青少年総合センター国際交流棟国際会議室(渋谷区代々木神園町)で開催する。
同シンポジウムは、今年11月20日に採択20周年を迎える「子どもの権利条約」を記念して開かれるもので、WVアフリカ地域統括事務所の保健・HIV/エイズディレクターを務めるメスフィン・ロハ博士が来日し、「アフリカの子どもたちの現状とWVの活動」と題して基調講演を行う。また、「日本の私たちにできること」をテーマにしたパネルディスカッションも催される。
国連総会で採択された「子どもの権利条約」は、地球上全ての子どもの権利の出発点として「生きる権利」を定めている。しかし、条約採択から20年が経った今でも、世界では3秒に1人の子どもが5歳の誕生日を迎えられず命を落としている現状がある。
世界中の子どもたちが5歳を超えて豊かな命を生きていくため、日本にいる私たちには何ができるのか。アフリカで活動を続けるWVスタッフ、各界を代表するパネリストとともに考える。
午後1時半から同4時半まで。参加費無料。日英同時通訳あり。要事前申込。申し込みは、ホームページ(http://www.worldvision.jp)の専用フォームから。問い合わせは、ワールド・ビジョン・ジャパン(電話:03・3367・7253)まで。