世界190ヶ国以上で伝道活動を展開するキャンパス・クルセード・フォー・クライスト(CCC)のメディア伝道部門「グローバル・メディア・アウトリーチ(GMO)」は7月15日、同部門が運営するサイトを通して1カ月間に103万581人が信仰を表明したと発表した。過去5年にわたるGMOの活動でも初めてのこと。
今回発表された人数は、6月中にGMOが運営する90以上のウェブサイトの内1つを訪れた人で、人生ではじめてイエス・キリストに従うことを決心した人、再度信仰を持ち直そうと決心した人の合計数。
GMOの創立者で代表を務めるウォルト・ウィルソン氏は「この記録はただ神の力によってのみ可能となった出来事です。ここ数カ月、私たちは伝道のために作ったウェブサイトや携帯用のサイトに訪れる人々の数が増加していく様子を見てきました」と語った。
GMOによれば、04年の設立初年の信仰決心者は2万1066人であったが、昨年の決心者は300万人以上。今年は500万人の信仰決心者を目指しているが、すでに半年間で410万人に達したという。
GMOの働きを完全に運営するためには約1万人の協力者が必要で、現在は3000人程度しかいない。働き手が非常に不足しており、すでに米フロリダ州のメガチャーチ、ノースランド教会に対しては協力要請を出しており、来年までにネット宣教師として5000人を募り、訓練するという。
GMOの運営サイトの一つ「jesus2020.com」の平均訪問者数は1日15万人で、その内2万5000人が「さらに学びたい」という意志を示し、更に5000人はネット宣教師とのEメールによる連絡を申し込むという。