英領バージン諸島は、カリブ海にある英国の海外領土だ。40以上の島々から成り、美しいビーチや珊瑚礁で知られるリゾート地として人気が高い。金融業も盛んで、多くのオフショア企業が登録されている。首都はロードタウン。
観光と金融が経済の中心で、安定した政治と英国の法律が特徴だ。観光業とオフショア金融が結び付くと、裕福な娯楽を求める訪問者と不法移民の両方が大量にやって来て、島の生活は必然的に道徳的影響を受ける。
これらの新しい移住者の中には、カリブ海の中では比較的安定し、治安も維持されているバージン諸島で、仕事を見つけることだけを求めている人もいる。しかし、それよりも多くの者が、いかがわしい動機を持ってこの地に来る。
地元のキリスト者たちが、観光客と移民の両方に対して、世の光、地の塩として立派な証しを立てられるように祈っていただきたい。
■ 英領バージン諸島の宗教人口
プロテスタント 50・7%
カトリック 3・5%
聖公会 13・5%
イスラム 0・9%
無宗教 7・3%
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