人生とは、選択の連続です。何か事が起こったとき、たとえそれが試練であっても、私たちは喜ぶことを選択できます。
「私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。信仰がためされると忍耐が生じるということを、あなたがたは知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。そうすれば、あなたがたは、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な者となります」(ヤコブ1:2〜4)
試練とは、自分の思い通りにいかない状況のことです。つまり、普通の神経を持っていたとしたら、喜べないのが当然です。しかし聖書は「試練の中で喜べ!」と語ります。「試練が忍耐を生じさせ、何一つ欠けたところのない、成長を遂げた、完全な人に成長させてくれるから、喜びなさい」というのです。
「聖書がそういっているのだから、そう信じて喜ぼう!」と決断しても、すぐに「いやいや、だまされているのではないか」と疑いの心が生じてしまうかもしれません。そういうときには、神様に助けを求め、神様の知恵を求めましょう。「あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげなく、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられます」(同5)
神様の知恵である聖書の言葉をいつも受け取り、その確信を心の支柱として据えましょう。そして、信じることを選び続けましょう。本当に強い人は、神様を信頼し、神様により頼んでいる人です。信仰によって、疑いを払拭しましょう。
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