この地上をホテルのように考えている人は、自分の思うように事が進まないと、接客や設備が悪いとすぐに文句を言うお客のように、事あるごとに不平不満を言います。身に覚えのある人がいるかもしれません。
しかし残念ながら、この地上はホテルのような場所ではなく、刑務所のような場所です。私たちは神から離れた罪人であり、この世という刑務所の中で罪を自覚する必要があります。
罪を自覚したなら、救い主イエス様を信じ、イエス様を受け入れてください。その瞬間、あなたの身代わりに罪を背負われたイエス様によって、あなたの罪が赦(ゆる)され、無罪放免となって刑務所から出ることができます。
そうしたなら、今度は刑務所の看守となって囚人たちを愛し、罪を自覚して救い主を受け入れてもらえるように祈り、お世話をさせてもらいましょう。刑務所のような場所にいることには変わりありませんが、檻の扉は開かれ、自由にされました。その自由を、神を愛して神に仕え、人を愛して人に仕えるために使いましょう。
「兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい」(ガラテヤ人への手紙5章13節)
この世を刑務所と考えるなら、全てのことに感謝できるはずです。今日も生かされていることに感謝して、与えられた使命を果たしながら、主と共に生きていきましょう。
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