聖書を客観的かつ正確に読み取ることに適した聖書の学び方「インダクティブ(帰納的)バイブルスタディー」(IBS)を学ぶセミナー「聖書から事実を引き出す―帰納的な聖書の学び方」(インテンシブ・ケア・ミニストリーズ主催、ジーザス・コミュニティ国分寺共催)が11月3日と4日の2日間、東京・国分寺市の都立多摩図書館(最寄駅・J R西国分寺駅)で開かれる。講師は、50カ国以上でIBSを教えるダン・フィンフロック氏。
フィンフロック氏は1985年、牧会していた米国の教会を離れて家族と共にフィリピンに移住。注解書も手に入れることのできない現地の貧しい牧師たちに6年間にわたってIBSを教えた。帰国後、キャンパス・クルセード・フォー・クライスト(CCC)創設者の故ビル・ブライト氏の依頼でソビエト政権末期のロシアに入り、現地のクリスチャンリーダーたちを育て、IBSを教える働きは世界中に広がっていった。
IBSは、「観察」「解釈」「適用」の3つのステップを通して、私的解釈に偏らず、聖書を正確に読み取り、効果的に学ぶことを目的としている。IBSを学ぶためにフィンフロック氏が作成したテキストは、すでに40以上の言語に翻訳され、教派を超えて多くの牧師やクリスチャンリーダーたちの聖書の学びを助けてきた。
フィンフロック氏による日本でのセミナーは、今回が4回目。IBSセミナーの完結編となり、2019年の前回セミナーで未習だったテキストの後半(詩書、たとえ話、預言書)についても学ぶ。これまでのセミナーは全て、ユーチューブで公開している。
両日とも午前9時半から午後4時半まで(受付開始は午前9時)。参加費は1日参加で2千円、両日参加で3千円(テキスト未購入の場合は別途テキスト代千円)。事前予約制。申し込みの締め切りは10月30日(月)。申し込みは、専用フォームで受け付けている。問い合わせは、ジーザス・コミュニティ国分寺(メール:[email protected]、電話・FAX:042・329・4939)まで。会場へのアクセスの詳細は、東京都立図書館のホームページを。