ガーナには、豊かなキリスト教の伝統がある。新しい教会が生まれ、多くの訓練機関があり、伝統的な教派も活気に満ちている。
教会が急速に増えると、教義の混乱も散見されるため、リーダーの成熟が必要だ。そのために祈ろう。
ガーナ人の63%が自らをキリスト教徒としながら、定期的な礼拝主席者数は10%程度にとどまっている。お守りやオカルトなど、悪霊的な伝統慣習が最大の課題となっている。
ガーナには複数の民族と信仰があるにもかかわらず、平和が保たれている。教育制度と憲法が全ての民族をまとめ上げ、安定した民主主義を築き上げた。大卒市民のほぼ半数は外国に住んでおり、国内の発展と繁栄が遅れている。
政府の指導者たちが、人間の哲学や霊力ではなく、神からの導きを求め、ガーナの宣教が拡大するように祈っていただきたい。
■ ガーナの宗教人口
プロテスタント 47・9%
カトリック 12・0%
イスラム 23・8%
土着宗教 12・5%