ハンガーゼロ(一般財団法人日本国際飢餓対策機構、清家弘久理事長)は12日、沖縄事務所の職員による業務上横領が判明したとホームページで発表した。職員は、ハンガーゼロが毎年秋に開催している「世界食料デー沖縄大会」の事務局員も兼務しており、同大会においても横領が行われていたという。
現在、調査委員会による全容の解明と、団体として講じるべき必要措置などについての調査・検討を行っており、後日、詳細を報告するとしている。
発表では、「皆様からの大切な寄付金をお預かりし、運営する団体として、まことに残念な事態であり、痛恨の極みです。支援者の皆様には深くお詫びを申し上げます」と謝罪。「今後、当機構の内部管理体制の見直しと厳正な管理体制の確立により、再発防止に全力で努めてまいります」としている。