スイスのハウスチャーチプランターのグラツィアーノ・クレパルディ氏は、欧州の、しかも特にイタリアで、神の国に対する渇望が高まっていることを報告している。
「2019年1月以来、私たちは弟子訓練や教会設立、リーダーシップ開発に関する30のトレーニングをリードしてきました」とクレパルディ氏は、自身のニュースレターに書いている。
「それらのミーティングの半分は、イタリアで行われ、少なくとも20の新しいコミュニティーが立ち上げられ、現在それらはイタリア国内全域をカバーして門戸を開いています。私たちは、これらのグループと新しいミニストリーのプログラムを共有するために、今後より多くの成長を期待して祈っています」
「神は、政治家や有力な人々との大きな出会いを導いてくださいました。これらの指導者の中には、私たちのクラスに参加し、御国の原則を通してどのように国を変えることができるのか、彼らの政治家としての活動のためになる貴重なインスピレーションを受けた人もいます。2019年6月には、マッテオ・レンツィ元首相と福音を分かち合い、祈ることができました。彼と彼のチームは、私たちの社会プロジェクトや貧しい国々での取り組みに興味を示してくれたのです」
カトリック国のイタリアは、福音的かつ聖書的な信者が極めて少ない。しかし、信仰の形骸化がよくいわれる欧州の、しかもバチカン市国をいただくイタリアで、福音的な信者が増えているというのは大きな励ましだ。
クレパルディ氏と彼のチームが推し進めている働きが、豊かな実を結ぶように祈っていただきたい。
■ イタリアの宗教人口
カトリック 84・4%
プロテスタント 1・1%
正教会 1・7%
英国教会 0・2%
イスラム 2・6%
無神論者 10・1%
ユダヤ教 0・1%