あるヒンズー教徒の女性が、何マイルも離れたインドの同じ州から、キリスト者の小さな群れを訪ねてやってきた。彼女は、進行性のがんを患う夫の癒やしを求めて、彼らキリスト者たちに祈ってほしいと頼んできたのだ。この弟子たちを通して、彼女ビタは、自分の人生をイエスに明け渡した。
ビタと家族を覆っていた闇は、彼女の信仰が深まるにつれて晴れていった。主イエスは、彼女の夫のがんを完全に癒やしてくださったのだ。ハレルヤ! 彼女は地元の交わりを通して弟子訓練を受け、他の人々をキリストに導くようになった。
現在ビタは、ヒンズー教の村の70人の新しいキリスト信者の交わりを導いている。彼女はまた、小規模ビジネスのトレーニングを修了し、4つの未伝道グループの数十人の女性のために、仕立て屋のトレーニングセンターを立ち上げた。
イエスは「あなたがたは世の光である」(マタイ5:14)と言われたが、主はビタがそうであったように、キリストの弟子を通して光を届ける。人によって直接的にその業に加わることのできないこともあろう。しかし祈りは、遠く離れた暗い場所にも届くのだ。
イエスを死からよみがえらせたのと同じ霊によって、彼らキリストの弟子は世界の至る所で主イエスの光を反映させている。これら草の根の弟子訓練と伝道が、いよいよインドで豊かに実を結ぶように祈っていただきたい。
■ インドの宗教人口
ヒンズー 74・3%
プロテスタント 3・6%
カトリック 1・6%
英国教会 0・2%
イスラム 14・3%