湾岸戦争でイラクが侵攻し、世界に知られるようになったペルシャ湾岸の産油国クウェートは、アラブ人ムスリムが多数派の小国だが、外国籍の少数民族が労働力のほとんどを占めている。
多くはアラブ出身の男性で出稼ぎ労働者だ。またインド、フィリピン、インドネシアなど、アジアからも家政婦や育児をする労働者が来ている。多くの人が孤独を感じ、不当な扱いを受けている。
彼ら出稼ぎの外国人は、キリスト者が多い。神が彼らを励まし、彼らを通してクウェート人の家庭と生活にキリストがもたらされ、この地の伝道が進むよう祈っていただきたい。
■ クウェートの宗教人口
イスラム 81・6%
プロテスタント 1・3%
カトリック 9・2%
正教会 3・1%