人は「他の人からどう思われているか」を心配しながら生きているのではないでしょうか。「どう思われているか」を気にすると、自然体でなくなるため、かえって良い印象を与えられなくなるものです。悪循環です。
私たちが気にしなければならないのは「人からどう思われているか」ではなく、「神からどう思われているか」です。神は、あなたのありのままを愛しておられます。この事実さえ忘れなければ、心の平安と幸せが奪われることはありません。
次に、神に愛されていることが分かると、自然に神が見られるように自分を見ることができるようになります。そのように自分を愛することができるなら、自信があるので、自然体で生きることができます。また、相手を愛し、相手の懐に飛び込むことができます。
人間関係が苦にならないばかりか、楽しくなります。夫婦で、家庭で、職場で、学校で、友人、知人などを愛することができるなら、間違いなく幸せな毎日を過ごせます。
神があなたを愛している。これは間違いのない事実です。その証拠は、イエス・キリストの十字架で現されました。
「神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです」(1ヨハネ4:9、10)
聖書はその上で、次の言葉で締めくくります。
「愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた互いに愛し合うべきです」(同4:11)
神が愛してくださったように、互いに愛し合っていきましょう。
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