聖書には「言うべきことは、そのときに聖霊が教えてくださる」(ルカの福音書12章12節)と書かれています。
これは100パーセント真理です。しかし、日頃から聖書を読んで、自分の心が養われることに努め、伝道や説教の備えをしておくことも同時に必要です。
何もしなくて「棚から牡丹餅」を待つようではいけないのです。「備えあれば憂いなし」です。
また「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」というように、失敗してもいいから、備えるとともに語り続けることです。その上で神が、必要な時に、必要なものを備えてくださることを信じ、心配しないことです。
聖書を暗記し、それを実体験し、例話を引き出しに入れて備えていると、神様は蓄えられているものから、全く新しいレシピを組み立て、料理してくださいます。そして「これを語れ!」と導かれるのです。
牧師になりたての頃、私は明治乳業とクラブネッツカードの営業の仕事をしていました。朝食や昼食を挟みましたが、実働10時間でした。
その中で、行き詰まったり、疲れたりしてしまうことがありましたが、いつも神に祈り、神に相談して、神から助けを頂きながら営業に回りました。あらかじめプレゼンの準備をし、備えをしていますが、営業トークを神様が助けてくださり、毎回驚かされました。
日頃から備えをするとともに、神様を信頼し、神様が助けてくださることを信じて、仕事、人間関係、伝道に励んでいきましょう。
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