人口62万人の欧州の小国ルクセンブルクは、ユーロ圏を代表する国際金融セクターを有し、1人当たりのGDPが13万6700ドル(約1750万円)と世界で最も高く、豊かな国として知られる。人口の半分近くが外国人で、その結果イスラム教、正教会、エホバの証人、東洋神秘主義、そしてプロテスタントや独立系のグループの増加により、宗教のるつぼと化している。それにより、非キリスト教が伝統的な信仰に挑戦している構図がある。
豊かさの故、信仰の世俗化が霊性を塞いでいる。主イエスを信じる兄姉たちが、あらゆる機会に福音を伝え、聖書の原則に従ってこの国を形作ることができるよう祈っていただきたい。
■ ルクセンブルクの宗教人口
プロテスタント 3%
カトリック 54%
正教会 1%
イスラム 3%
無神論 28%
ユダヤ教 1%