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米サドルバック教会のリック・ウォレン牧師が最後の説教 43年間の牧会生活の原点語る

2022年9月5日11時07分
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関連タグ:サドルバック教会リック・ウォレン米国
米サドルバック教会のリック・ウォレン牧師が最後の説教 43年間の牧会生活の原点語る+
サドルバック教会の主任牧師としての最後の説教をするリック・ウォレン牧師(画像:同教会の動画より)

米カリフォルニア州にある福音派のメガチャーチ「サドルバック教会」の創立者であるリック・ウォレン牧師(68)が8月28日、同教会の主任牧師として最後の説教(英語)を行った。そこで語ったのは、当時20代だったウォレン牧師が1980年に同教会を始めた際、まだ小さなグループにすぎなかった同教会の会衆に対して語った最初のメッセージと同じだった。それは、ウォレン牧師の名を世界に知られるようにした著書『人生を導く5つの目的』で伝えている「目的主導型の人生」についてだった。

主任牧師としての最後のあいさつの前、ウォレン牧師は温かい拍手と歓声の中、ステージに上がり、43年にわたる牧会生活のうち、最初の15年間使い続けた木製の講壇に立ち、数秒間頭を下げて祈った。

「もうご存じのように、今日は皆さんの主任牧師として最後となるメッセージです。43年の間、皆さんを愛し、皆さんのために祈り、皆さんに仕え、皆さんを励まし、病気や臨終の床に立ち会い、墓前に立ち、皆さんが人生の困難に直面したときにはカウンセリングに立ち、そして皆さんを教えてこられたことは、私の特権でした」

「そして、この43年間で、6500以上のメッセージ、説教、講義をしてきました。しかし、この最後のお別れのメッセージでは、その6500以上の私が分かち合いたいと思っていることの中から、43年前にこの教会を始めるために私が説いた最初のメッセージを再び取り上げ、説教することにしました」

「私たちがこの教会で大切にしている価値観、つまり『目的主導型の価値観』の一つは、『終わりを考えて始める』ということです。どんな計画を始めるにしても、終わりを意識して始める。これが目的主導と呼ばれるものです。事前に目的を知るのです。そして、私たちは最初から、この教会がどんな教会になるかを知っていたのです」

ウォレン牧師が神学校を卒業した後、ケイ夫人と共に文字通りゼロから始めたサドルバック教会は、この40年余りに197カ国で宣教活動を行い、5万6千人に洗礼を授けてきた。また、キリスト教関連の活動に10億ドル(約1400億円)以上を寄付してきており、エイズやグリーフケア、メンタルヘルスに焦点を当てた支援活動や支援団体の発展にも尽力してきた。

しかし、それら全ては「神が私たちに何を望んでおられるか」を知ることから始まったと、ウォレン牧師は語る。

「お金も、メンバーも、建物も、何もありませんでした。でも、神様が私たちに何を望んでおられるかは分かったのです。私たちは、まさに最初の礼拝でそれを宣言したのです。そして今日お聞きいただこうとしているメッセージは、この『終わりを意識して始める』という価値観を証明しています。なぜなら私がこのメッセージを書き、そして説いたのは、43年間でたった一度だからなのです」

「(それは)まさに最初の礼拝でのことでした。イースターの1週間前の1980年3月30日、ラグナヒルズ高校の小さな講堂で、50~60人ほどの会衆に向けてです」

ウォレン牧師は、その最初の礼拝に集まった人々の中に知り合いは一人もいなかったと述べた。当時はただ、新しい教会を始めることを知らせる手紙を地域に配っただけだった。しかしそれが今日、世界最大の教会の一つへと成長した。

「この説教をしたとき、教会はなかったのです。スタート、まさにスタートだったのです」

ウォレン牧師は6月、9月に引退することを正式に表明。シリコンバレーの中心都市サンノゼにある「エコーチャーチ」を、妻のステイシー牧師と共に牧会するアンディー・ウッド牧師を後継者として発表していた(関連記事:サドルバック教会、創設者のリック・ウォレン牧師が9月に引退 後任の主任牧師を発表)。

9月3日、4日の週末には、ウォレン牧師夫妻の43年間にわたる奉仕を感謝する礼拝(英語)が持たれた。10日、11日の週末には、礼拝の中でウッド牧師夫妻の就任式が行われ、ウッド牧師は12日から、サドルバック教会の新しい主任牧師としての歩みを始めることになる。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:サドルバック教会リック・ウォレン米国
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