サモアは、ウポル島、サバイイ島および7つの小島からなる南太平洋の島国で、人口およそ18万人だ。1962年にニュージーランドによる国連委任統治を離れ、植民地支配を脱した初の太平洋諸島の独立国となった。
西経171度線を境に、東側はアメリカ領サモアとなる。故に西サモアと通称されることもある。
人口の9割以上がキリスト教徒だが、教派間の対立関係がある。大きな原因の一つは、成長しているモルモン教だ。また聖霊福音諸派と伝統教派との関係も必ずしも好ましくない。
正統な教会が異端の教えから守られ、かえって彼らを諭して真理に導けるように、また聖霊派福音派の新生した信者がリバイバルの風をサモアにもたらすことのできるよう祈っていただきたい。
■ サモアの宗教人口
プロテスタント 62・1%
カトリック 18・7%