3月13日に開催される第9回国家晩餐祈祷会のための最後の準備会が来月6日、当日の会場となる京王プラザホテルで行われる。今年の講師は、東京基督教大の倉沢正則氏学長。過去最高を記録した昨年の220人を大きく上回る400人の参加者を目標としている。
2000年から始まった同祈祷会は、日本の各界の指導者らが教団・教派を超えて集まり、日本、アジア、そして世界のために祈る集まりで、日本のクリスチャン実業家・専門職業人らで構成される日本CBMC(基督者実業人会、杣浩二理事長=サンビルダー株式会社代表取締役)が中心となって企画・運営を進めている。
今年のテーマは、「地の上に、平和が」(ルカ2:14)。これまでに2回の準備会が開催されており、「日本のための祈りの課題」として、「内閣総理大臣をはじめ、閣僚、与党、野党、官僚の皆様が、創造主なる神を知り、聖書に基づいて日本を導くことができるように」「その他全国の政治、経済、文化すべての分野で上にたつリーダーたちに、神からの知恵が与えられ、正しく日本を導くことができるように」などと12の祈祷課題を挙げて祈り続けてきた。
国の代表者的な指導者が集まり祈る祈祷会は、米国や韓国ではすでに国家朝餐祈祷会として何十年も行われており、両国では大統領が出席し演説するなど、まさに国のために祈る国家的な祈祷会となっている。
日本でも昨年は、土肥隆一・衆議院議員(民主党)や羽田雄一郎・参議院議員ら数人の国会議員や、橋本徹・ドイツ証券株式会社代表取締役らが参加。また、参加者のうち60人がプロテスタント・カトリックからの教職者で、教職者レベルでも教団・教派を超える超教派の集会として広がりつつある。
準備会(第3回)は2月6日(金)午後6時から同8時まで、東京都新宿区西新宿2‐2‐1の京王プラザホテルビル1階「創作洋風料理ふもとや」(電話:03・3344・2885)で開催される。会費は4000円。申し込みが必要で、名前、電話番号を明記の上、FAX(078・231・1200、サンビルダー株式会社内)まで。締め切りは1月13日(火)。問い合せは、電話(078・291・5789、担当:荒川)まで。