教会とファションブランドが共催する秋の芸術イベント「クリエイティブ・カーニバル」が、11月23日(火・祝)に、東京・三ノ輪の商店街「ジョイフル三の輪」と同商店街にある「都電カフェ」を会場に開催される。さまざまなタラントを持ったクリスチャンのアーティストが、それぞれの作品を展示するだけでなく、ワークショップを開催。参加者は自分の作品作りに挑戦しながら、メッセージ性あふれる各アーティストの作品に触れることができる。
主催するのは、都電カフェが入居するビルの3階で礼拝を行っている教会「Awakening Tokyo」と、キリスト教の価値観に根ざしたファッションブランド「Holy Nation」。
Awakening Tokyo は、ドイツに本部を置くキリスト教ムーブメント「Awakening Europe」から派遣された森下将光牧師と森下エスター牧師が2019年8月に設立。Holy Nation は、ロンドン芸術大学で学び有名ブランド「バーバリー」で勤務していた経験もあるエスター牧師がディレクター兼デザイナーを務めている。
クリエイティブ・カーニバルは、エスター牧師が祈りの中で示されたビジョンをヒントに企画。メインの出演アーティストは、香港出身のメイ・ソウさん、「All Nations Art Community」共同創設者のグラハム・フレミングさん、プロの彫刻家である小泉恵一さん、「Arise and Shine Gospel Dance Company」の Megumi さんと Maho さんの4組。いずれもクリスチャンで、ソウさんはカリグラフィー、フレミングさんはアニメーションアート、小泉さんはクレイアートのワークショップを行う。Megumi さんと Maho さんは、商店街で行うフラッシュモブに参加し、カラフルな旗を使ったフラッグダンスを披露する。
Awakening Tokyo は設立当初、森下牧師夫妻だけでのスタートだったが、2人の知人や友人が集うようになり、また毎月のように受洗者も起こされ、現在は毎週30人ほどが礼拝をささげている。Holy Nation の作品やイベントを通して教会につながる人もおり、エスター牧師は「経験したことのないような愛と希望との出会いがあります。クリスチャンの方はぜひ、未信者の方も誘ってご参加ください」と話している。
メイン会場は、都電カフェ(東京都荒川区南千住1-15-16)で詳しいアクセスはこちら。時間は午前11時~午後8時。1日を通して、4回のワークショップと3回のスペシャルパフォーマンスが予定されている。1日パスの料金は大人1500円、子ども(12歳以下)500円。パスがあればすべてのワークショップに参加できる。子どもと楽しめるコーナーも用意されており、屋上のカフェにはゆっくりとくつろげるスペースもあることから、家族連れでも楽しめる。当日参加可能だが、早期予約者にはプレゼントも用意されている。イベントの詳細は、Holy Nation のインスタグラムまたはフェイスブックを、予約は専用フォームから。