10月31日投票の第49回衆議院議員選挙では、自民党の幹事長が小選挙区で敗れる結果となりました(比例南関東ブロックで復活当選)。現役幹事長が小選挙区で落選(敗北)するのは史上初とのことです。地元からは「負けるべくして負けた」などの声、それから、ネット上でも「政治とカネの逆風」「政治とカネの疑惑」「政治とカネの問題」…などと取り上げられています。
本当のところ(真実)は、私たちには分かりません。でも神様は、すべてをご存じです。それで「政治とカネ」の問題について、「なくならない」「古くからある根深い日本の政治課題」「スキャンダルは絶えない」「古くて新しい問題」…などと言われています。まさにその通りであり、なくなりませんよね。今も昔も、世間を騒がす問題です。あの「ロッキード事件」、それから、最近では元法務大臣とその妻が逮捕された大規模な買収事件等々。日本では確かに、今も昔もなくならない問題、それが「政治とカネ」です。
でも、です。これはどうやら、日本の話だけではないようです。聖書にもそのような問題が書かれています。だから、ずっと古くからどの国でもあった「問題」であると分かります。旧約聖書・2歴代誌16章では、アサ王が金銀を外国の王に渡して買収、その王が他国の王と交わしていた同盟を破棄させています。新約聖書・マタイ28章では、イエス・キリスト様の復活の事実を隠ぺいするために、祭司長たちが【多額の金】(はっきりと多額と表記されている)で、兵士たちを買収しています。
何より「政治的観点」から、祭司長、律法学者たちはイスカリオテ・ユダを買収、主イエス様を裏切らせていたことが分かります(新約聖書・ルカの福音書22章他参照)。また、訴えられ、監禁されていたパウロは、ペリクスという名の総督から金を求められていました(新約聖書・使徒24章)。今も昔も、金を求める政治家、金で買収しようとする政治家、金で買収される人は多いということです。
最後に、聖書はどのように定めているかです。これが聖書の教え、神様の命令であり、これこそ私たちが「アーメン」と受け取り、従うべき指針です。
「わいろを取ってはならない。わいろは聡明な人を盲目にし、正しい人の言い分をゆがめるからである」(旧約聖書・出エジプト23:8)
アーメン。私たちは神様に従い、正しく歩んでまいりましょう。神様は、ご自身に従う者を祝福してくださいます。ハレルヤ!
連載小説のお知らせ
今週もミニコラムをお読みいただきありがとうございます。さて、併せてご紹介させていただきます。現在、長編小説【追う者】を NOVEL DAYS さんなど4サイトにて連載させていただいております。
結婚式直前の20代女子。振り返る昔の日々、ある夜突如追い迫ってきた2つの影、砕かれた魂と身体、一瞬で消え去る未来像と生じる復讐(ふくしゅう)の焔(ほのお)・・・。そして出会う、真の愛。
このあと、ぜひお読みください。
■ 長編小説【追う者】(NOVEL DAYS・アルファポリス・エブリスタ)
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