「ビジネスと聖書一口講座」の時間がまいりました。今日のタイトルは「言葉の持つ力」です。江本勝という方が、ニューヨークタイムズでベストセラーになった本を出されました。『水は答えを知っている(Hidden messages in the water)』という本なのですが、とても興味深い本で、米国でも注目された本と言えると思います。どんな話があるかというと、言葉の力を証明する実話です。
水に対して人間が言葉を発してその水を顕微鏡で調べると、その言葉に合わせてさまざまな結晶ができるというのです。皆さん、うそみたいな本当の話です。「ありがとう。ありがとう」と水に言い続けるのと「ばかやろう!ばかやろう!」と言い続けるのとでは、結果的に水の結晶の美しさに大きな違いがあるというのです。えっ!本当ですか?という感じではないですか。携帯電話の使用前、使用後でも同様です。携帯電話は体に悪いといわれますが、使用前の結晶がきれいな形をしているのに対して、使用後の水の結晶は崩れてしまっています。祈りの前と祈った後を比べても、水の結晶の形が明らかに違います。
私たちの体は70パーセントが水分でできているといわれています。人に対して「ばかやろう!」と言い続けるならば、どれだけ体に対して危害を加えていることになるのでしょうか。また、自分の体に対しても同じです。「私なんかどうせだめ…」ではなくて、感謝をしましょう。常に体に対して「今日も体さん、お疲れ様。ありがとう」と言いましょう。お風呂にゆっくり入ってよく寝て「また明日一日よろしくお願いしますね」と自分の体をねぎらって生きてみてはいかがでしょうか。
特にお子さんをお持ちの方、または部下をお持ちの方は、そのお一人お一人にどんな言葉を掛けていますか。彼ら一人一人も人間として70パーセントの水分を体に持っています。とするならば、私たちが口から出す言葉が、その人にどれだけの影響を与えていることでしょうか。ニューヨークタイムズでベストセラーになった『水は答えを知っている(Hidden messages in the water)』を読んでみてください。うそのような本当の話です。私たちは、自分の体に対して、または他の人に対してどんな言葉を伝えていますか。これからは、心を癒やし相手を生かす言葉を話してみてはいかがでしょうか。
言葉というのは力を持っています。病は気からといいますが、自分で「もうだめだ。なんか疲れた、調子が悪いなあ」と思えば、本当に体の調子が悪くなってしまうものです。今日はゆっくり寝て「お疲れ様。明日も一緒に頑張っていこう」と感謝の言葉を伝えながら生きることのできる者でありたいと思います。
言葉の持つ力、あなたは信じますか。ビジネスと聖書一口講座、いかがだったでしょうか。今日の話もぜひ皆さんの人生に役立ててください。行ってらっしゃいませ。
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【書籍紹介】
中林義朗著『あなたの人生を変える感動の24話』
ハワイ在住のビジネス牧師が語ります! ほんの少しのきっかけであなたの人生を変える、聖書が教える優先順位と成功(成幸)の方程式や知恵がここにあります。
定価:1200円(税別)
B6判変形・180ページ
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