世界のベストセラーである聖書は、旧新約合わせて66巻です。そして、そのうちの一つの書なのですが、虫と魚が活躍するのです(作り話でなく、実話です)。それは、66巻のうちのどれなのか、お分かりになりますか?
答えは、旧約聖書のヨナ書です。今から約2800年前の出来事です。ヨナという人がいました。そして、ヨナにある日、神様からの命令があったのですが、ご存じの通り、ヨナはそれに従わなかったのですね。
結果…。どうなったのかというと、ヨナは海に投げ込まれ…死んだ? いえ、死にはしませんでした。ここである魚が登場するのです。大きな魚が、ヨナをのみ込んだのです(ヨナ1:17)。結果的に、ヨナは三日三晩、その魚の腹の中にいることになるのですね。
はい、次は虫です。一匹の虫が、ヨナの上を覆うように生えていた「とうごま」をかんだとあります(ヨナ4:6、7)。大事なのは、虫も魚も、偶然ヨナの周りに現れたのでなく、神様が虫と魚を備えていたということです。偶然ではないのです。神様がご計画をもって虫や魚を備えていた…、そのように聖書はハッキリと宣言しています。
神様は、人のためにいろいろと備えてくださいます。そしてあなたのためにも、今日いろいろと備えてくださっています。もしかしてそれは、ヨナのように虫かもしれない。もしくは魚かもしれない。分かりませんけれど、とにかく備えてくださっているのです。
楽しみですね。今日、神様はどんな良いことをあなたにしてくださるでしょうか? 優しい神様にハレルヤ!
連載小説のお知らせ
今週もミニコラムをお読みいただきありがとうございます。さて、併せてご紹介させていただきます。現在、長編小説【追う者】を NOVEL DAYS さんなど4サイトにて連載させていただいております。
結婚式直前の20代女子。振り返る昔の日々、ある夜突如追い迫ってきた2つの影、砕かれた魂と身体、一瞬で消え去る未来像と生じる復讐(ふくしゅう)の焔(ほのお)・・・。そして出会う、真の愛。
このあと、ぜひお読みください。
■ 長編小説【追う者】(NOVEL DAYS・アルファポリス・エブリスタ)
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