マイケル・W・スミスやエイミー・グラントら、クリスチャン歌手の大御所が多数出演する映画「ジーザス・ミュージック(The Jesus Music)」(原題)が10月、米国で公開される。
多くの現代クリスチャンに親しまれている音楽ジャンル「コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック」(CCM)のルーツから現在までを追ったドキュメンタリー。米カリフォルニア州コスタメサのカルバリーチャペルでその萌芽が見いだされてから、数十億ドル規模の音楽ジャンルにまで成長した「知られざる希望の物語」が明かされているという。
マイケル・W・スミスやエイミー・グラントの他、トビーマックやカーク・フランクリン、ローレン・デイグルら計17組の歌手やグループ、牧師らにインタビュー。他にも、ヒルソング・ユナイテッドやクリス・トムリン、マーシーミー、シー・シー・ファイナンズなど多数が出演しており、映画の公式サイトは「CCMファンへのラブレター決定版」としている。
映画はまた、CCMが1960年代のカウンターカルチャー(対抗文化)の中で生まれたことも紹介している。カーク・フランクリンは予告編で「教会ではたくさんのドラマがありました」と語っており、教会で現代風の賛美が受け入れられるまで舞台裏で繰り広げられた闘いの一端も垣間見ることができる。
監督は、大ヒット映画「アイ・キャン・オンリー・イマジン」の生みの親であるアーウィン兄弟。同作は、全米250万枚以上の売り上げを記録した同名曲の誕生秘話と、同曲を作詞したマーシーミーのリードボーカル、バート・ミラードの半生を描いた作品で、日本でも昨年公開されている。
■ 映画「ジーザス・ミュージック」予告編(英語)
■ 映画「ジーザス・ミュージック」公式サイト(英語)