本紙の提携先の一つである米キリスト教メディア「クリスチャンポスト」(CP、本社:ワシントン)が、福音主義報道協会(EPA、本部:アリゾナ州)による2021年の年次コンテストで、オンライン新聞部門最優秀賞を受賞した。他にも個別の報道記事などにより3部門で入賞を果たした。
審査員らは授賞理由で、CP社について「米国内や世界の重要なトピックスに関して広範な独自報道を行っている」「ウェブサイトはよく整理されており、視覚的に魅力的で操作しやすい」と評価した。
今年の授賞式は、4月30日にオンラインで開催された。CP社はオンライン新聞部門で最優秀賞を受賞した他、ブランドン・ショウォルター記者による『取り返しのつかないダメージ:私たちの娘を誘惑するトランスジェンダーの熱狂』(英語)の書評(英語)で、評論部門5位を獲得。過激派組織「ボコ・ハラム」から逃れるナイジェリアのキリスト教徒を支援する牧師を取り上げたサミュエル・スミス記者による記事(英語)は、報道部門で3位となった。また、ネバダ州の新型コロナウイルス対策を批判的に取り上げた専属漫画家ロッド・アンダーソン氏による漫画「教会はカジノよりも感染しやすい!?」(英語)は、漫画部門で4位を獲得した。
EPAは、福音主義定期刊行物業界のための世界最大の専門組織の一つで、CP社も加盟している。毎年、定期刊行物を対象に種別ごとに贈る「最優秀賞」と、個別の作品ごとに贈る「ハイヤーゴール賞」の2つのコンテストを開催している。
来年の授賞式はコロラド州コロラドスプリングスで、対面で行われる予定。