東京都渋谷区の青山学院講堂に7日、高さ7メートルの巨大人間クリスマスツリーが現れる。ツリーは46人の聖歌隊が入り歌う「シンギングクリスマスツリー」で、歌に合わせて光る電飾とともに、賛美とゴスペルが無料招待の6000人の観客に届けられる。
今回のクリスマス・コンサートを企画したのは、同区鉢山町にある東京バプテスト教会(デニス・フォルズ牧師)。世界50カ国以上、1300人以上が毎週礼拝をささげに訪れるインターナショナル教会で、今年創立50周年を迎えたのを記念してコンサートを開催する。
同教会によれば、今回出現するツリーは、シンギングクリスマスツリーの専門会社ユニク・ライザーズ社によって設計されたもので、97年に米国から日本に初めて直輸入されたものだという。高さ7メートル、全長9メートルで収容可能人数は60人。電飾がコンピュータで制御され、歌に合わせて変化する仕掛けもついている。
同教会の聖歌隊「ゴスペル・セレブレーションズ・シンガーズ」は130人の大聖歌隊で、コンサート当日もすばらしい賛美とゴスペルを届けてくれる。
曲目は、▽And He Shall Reign、▽Hallelujah, Jesus Is Born、▽Everybody Praise Him、▽Silent Night(きよしこの夜)、▽When He Brought the Song、▽A Way In A Manger、▽A King Is Coming To Town、▽O Holy Night、▽Alleluia, Praise Jehovah、▽Follow the Star、▽Come Fill My Heart、▽Jesus, Be Born In Me、▽There's A Reason、▽Hallelujah, Jesus Is Born!
上演時間は午前11時、午後2時、同4時半からの3回。コンサート中には、フォルズ牧師によるクリスマスメッセージもある。
コンサート自体は無料であるがチケット予約が必要。予約は、同教会のホームページ、または電話(03・3461・8425)まで。