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路傍伝道者4人、街頭説教中の不当逮捕めぐり地元警察を提訴 英国

2020年12月13日00時05分
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関連タグ:信教の自由路傍伝道キリスト教法律センター(CLC)英国
路傍伝道者4人、街頭説教中の不当逮捕めぐり地元警察を提訴 英国+
マイク・オーバード氏(写真:クリスチャン・リーガル・センター)

英国の路傍伝道者4人が7日、路上で福音を伝えたために、暴行や不当逮捕、悪質な起訴、権力の乱用、人権侵害などの嫌がらせを受けたとして地元の警察を提訴した。

提訴したのは、マイク・オーバード、ドン・カーンズ、マイク・ストックウェル、A・J・クラークの4氏。エイボン警察とサマセット警察を相手取り、英西部の都市ブリストルの裁判所に訴えを起こした。オーバード氏は、警察が8年間にわたって嫌がらせを続けてきたと主張している。

訴えは、4氏が2016年7月にブリストルのブロードミード・ショッピングセンター外で街頭説教していた際の取り締まりをめぐるもの。オーバード氏が身に付けていたボディカメラの映像(英語)には、警官が近づき中止しなければ逮捕すると伝えた後、オーバード氏が地面に倒れ、痛みで悲鳴を上げる様子が映っている。オーバード氏は逮捕後、手錠をかけられ7時間以上拘束された。

オーバード氏は当時、他の3人と共に説教をしており、大勢の群衆が聞いていた。警察は彼らが「騒動を起こしている」と主張していた。

伝道者4人の代理を務めるキリスト教法律センター(CLC)の発表(英語)によると、オーバード氏は逮捕後、警官から「言論の自由にもほどがある。あなたは人々を怒らせていた。同性愛嫌悪に異議を唱え、イスラム教徒に異議を唱えていた」などと言われた。

これにオーバード氏が「私たちはただ聖書に書かれていることを述べていただけです」と答えると、警官は「それは問題ない」と語った。そのため、オーバード氏が「ではなぜ、私を逮捕したのですか」と尋ねる場面もあったという。

この事件では4人全員が6時間以上拘束されたが、最終的には裁判で無罪となった。オーバード氏は、警察は一度も謝罪していないとし、「彼らのしてしまったことについて責任を取らなければならない」と述べた。

「英国の路上で失われた人々に福音のメッセージを宣(の)べ伝える自由は、この国における私たちの基本的な権利の一つです。もしその権利を失えば、他のすべての自由を失い始めるでしょう」

「私は、文化や道徳を含め、公共の利益のために意見を述べる自由があるべきだと信じています。私は決して冒涜(ぼうとく)的な言葉は使いませんし、人を攻撃することもありませんが、イデオロギーや他の宗教、特定の性的行為を批判することは認めます。最終的に、言論の自由は人を不快にさせる自由を認めなければ価値がありません」

「警察が取った態度や方法は、クリスチャンが『攻撃的』であるとの通報を受けた場合、まず逮捕してから質問をするというものです。サマセット警察だけでなく、英国全体の警察が文化的に変革されなければなりません」

CLCのアンドレア・ウィリアムズ最高責任者(CEO)は、不快であることは「完全に主観的な概念」であり、「合法的な説教を停止することができるかどうかを決定するため、そして伝道者の自由を奪うための主要な手段として用いられてはいけません」と主張。気分を害されない権利があるという提案には「強く抵抗しなければなりません」と語った。

「オーバード氏とその友人たちは愛に突き動かされています。彼らはイエスの福音を、それ以外には聞く機会のないかもしれない人々と共有したいと思っています。それは時に、他の宗教やイデオロギーの誤った主張に対処することを意味します」

「特に異議を唱えられたり、罵倒されたりする場合には、激しい議論が必要になることがよくあります。私たちはそれを恐れるべきではありません。警察と検察によるオーバード氏と彼の友人への攻撃的な扱いは衝撃的です。警察は言論の自由を守るべきであり、それを取り締まるべきではありません」

「私たちは福音が公的な議論から締め出されることを許すことはできません。この重要な事件にはその是非がかかっています」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:信教の自由路傍伝道キリスト教法律センター(CLC)英国
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