自教会の信徒やスタッフに対する暴行やパワハラが、元信徒らの証言で明るみに出た日本キリスト教異端相談所所長の張清益(チャン・チョンイク)牧師について、日本と韓国で調査が行われることになった。
張氏が代表を務める情報サイト「異端カルト110番」は7日、張氏の暴行問題を伝えた本紙の報道を受け、首都圏近郊のアドバイザーら数人による調査を行うと発表した。発表によると、張氏へのヒアリングや関連資料の確認などを行い、結果は近日中に同サイトで報告するという。
一方、張氏を宣教師として派遣していた韓国の教会は、韓国クリスチャントゥデイの取材に対し、張氏の派遣をすでに打ち切っていることを明らかにした。派遣打ち切りの具体的な理由については明らかにしなかったが、張氏に何らかの不祥事があったのか確認しても、否定はしなかったという。
さらに、張氏の所属教団である大韓イエス教長老会(合同)の宣教会も、張氏の暴行問題が報じられたことを重大に受け止め、調査することを明らかにしている。