北海道を中心に活動する男性4人組の人気ロックバンド「ナイトdeライト」とサポートチャイルドの動画を作成するため、ハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構)が、インターネット上の「クラウドファンディング」で100万円の寄付を募っている。老若男女を問わず、幅広い世代に人気を誇るナイトdeライトが現地の人々との交流の中で感じたことや発見を動画で発信し、共感する人々にサポーターへの参加を呼び掛けたい考えだ。
ハンガーゼロは2月12日から11日間の日程でウガンダへのスタディーツアーを企画している。ハンガーゼロの親善大使としてナイトdeライトが同行し、現地の子どもたちとの交流や支援地の訪問、ミニコンサートなどを行う。
ツアーで訪れるのは、ウガンダの中でも最も貧しい村の一つ、ナムトゥンバ。ハンガーゼロは現地のパートナー団体を通して、村に住む子どもたちと、子どもたちを取り巻く環境改善のサポートに取り組んでいる。
ハンガーゼロの担当者は「飢餓が原因で年間8億人以上の方がその命を落としている今この時、子どもたちを中心に家族が、地域が希望をもって自立していくことは、急務です。映像を見てくださる方の心に届き、自分にできることをしようと始めてくださる方が1人でも起こされるよう、皆様のあたたかいご支援をどうぞよろしくお願い致します」と呼び掛けている。
寄付は2月20日までで、特設サイトからできる。寄付した人には、現地の子どもからの動画メッセージなどが贈られるという。問い合わせはハンガーゼロ(03・3518・0781)まで。