世界の子どもたちを支援するキリスト教主義の国際NGO「ワールド・ビジョン・ジャパン」(WVJ、東京都中野区)は、今年も親子で楽しく募金できる「アドベントカレンダー募金箱」のプレゼント(先着2500人)を実施する。3年目を迎える企画で、今年は塗り絵ができる募金箱も新登場。受け付けは9月中旬からで、塗り絵版募金箱の作り方を教える親子向けワークショップも開く。
「キリストの到来」を意味するアドベントは、キリストの誕生を祝うクリスマス前の約4週間の期間。日本語では待降節、降臨節などとも呼ばれる。アドベントカレンダーはこの期間、クリスマスまでを毎日数えるもので、多くの場合、毎日お菓子など何かの「喜びがもらえる」仕組みになっている。
一方、WVJが届ける「アドベントカレンダー募金箱」は、12月1日から24日までの24日間分の小窓があり、アドベントの期間、小窓から硬貨を入れることで毎日少しずつ募金ができる。募金を通じて世界の子どもたちに「喜びを贈る」仕組みになっている。WVJは「『このお金はどんな子に届くかな?』『世界の子どもたちはどんな暮らしをしているかな?』など、世界の子どもたちに思いをはせながらクリスマスを迎えていただけます」と説明している。
集めた募金はクリスマス後、WVJに送金することで、南スーダンやソマリア、イラクなどの食糧支援に充てられる。支援の成果は後日、報告書として送られてくる。
募金箱の受け付けは9月中旬からWVJのホームページ上で行う。塗り絵版募金箱を作る親子向けワークショップは、11月17日(土)に東京・表参道の会場で開催する。ワークショップの詳細・申し込みについては後日、同じくWVJのホームページで発表する。