「日本全国のニューホープが一つになって、日本のために何かできることはないか」との思いで06年夏、お台場「Zepp Tokyo」を会場に開催されたゴスペルライブ「Feel the Spirit !」が今年夏、再び開催された。06年には1500人を動員し会場をオーバーヒートさせたハワイアンとゴスペル溢れるライブに今年も約1500人が参加。会場は満員、立ち見も出るなど、2年ぶり2回目となった今年のライブも大成功に終わった。
このライブは、ハワイ最大級の教会に成長したニューホープ・クリスチャン・フェローシップ・オアフと、その支部教会で日本全国で成長を遂げる各地のニューホープ・クリスチャン・フェローシップが協力して開催。リズミカルな音楽で神への愛を高らかに歌い上げる「ゴスペル」と、癒し系音楽として人気の「ハワイアンミュージック&ダンス」を融合した新しいタイプのライブイベントだ。
今年は、日本からは今回のライブのためにワークショップを開催し、そこに集まったメンバー総勢90人で構成されたクワイアーや総勢80人のダンスチーム、ハワイからはニューホープ・オアフのユース・クワイアー50人のほか、ニューホープ・オアフのゴスペル・クワイアー・ディレクターでシンガー、フルート奏者としても活躍するデイン・アイソン、同じくニューホープ・オアフのメンバーで、歌手・女優としても広く活躍し、日本のCMソングも手がけるハワイ注目の若手シンガー、メレアナ・ブラウンらが参加。200人以上のメンバーが歌とダンスで舞台を盛り上げた。
ライブでは歌とダンスばかりではなく、聖書からのメッセージもしっかりと伝えられた。この日は、ニューホープ東京のタロ・サタラカ主任牧師がイザヤ書40章30〜31節を引用し、「しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる」(同31節)、「本当のいのちを与えて下さる神さまに“YES”と応えよう」とメッセージを伝えた。
「Feel the Spirit ! 2008」プロデューサーの馬場さんは、「人々は福音そのものに飽きているのではなく、福音の伝え方に飽きている。これからもこのライブを通して、様々なかたちで福音を述べ伝えていきたい」と語った。