九州北部を襲った豪雨から2週間がたとうとしている。九州キリスト災害支援センター(九キ災)では、昨年起きた熊本震災の支援を継続しながら、豪雨で被災した地域への支援活動も始めている。
18日、香港や大阪の神学校からのボランティアが現地に入り、早朝からすでに作業を始めている。現地の天候は雨。地盤が緩んでいるところもあり、さらに雨が降り続くと、作業中止の可能性もある。
「被災した方々や、連日作業をしているボランティアの方々のために祈ってほしい」と中村陽志ディレクター。
一方で、昨年の震災で被災した地域へのボランティア活動に支障が出ているという。
「九キ災にも、豪雨災害に関するボランティアの問い合わせを多くいただきます。たいへんありがたく、皆さんにご協力いただけることに感謝しています。しかし、熊本の震災で被災された方々への支援が今、40件ほどストップしている状態です。こちらも秋までには作業を終えなければならない案件が幾つかあります。併せてご協力とお祈りをお願いします」
21日(金)には、新たな支援拠点として日田ベースの開所式を行う予定だ。
なお、九キ災では、現在も引き続きボランティアと献金の募集をしている。
詳しくはホームページを。